永遠に咲き続ける
学生の時好きだったアニメの最終話を思い出せなかったり、大好きだったあの本の結末がうまく説明できなかったり、
好きだ
ったという記憶はあっても思い出せないなんてこともある
いつかそういう時がくるんだ。
私の中で漠然と、そう思ってた。
卒業って別れだし、ましてや推しているアイドルの卒業、社会人復帰の発表はもう二度と会えない人だ。
考えたら自分は別れの少ない人生を歩んでいる気がする。
長いオタク生活の中でも二度と会えないという推しはいなかった。
歳のせいでの身内との別れや、学校の節目の別れくらいはあれど、確実に今後会うことは出来ないというものでは無かった。
だからきっとこの別れに、気持ちがまだついて行っていないんだろうな
いや、別れになれるなんてこともないけど…
最後に言いたいことはなんだろう
じゃあね?ばいばい?
またな〜!とか次ね!ってあのブースを出る時に聞いてた言葉はもう聞けないんだなって。
無いはずの訛りで挨拶してくれる声を、直接聞けるのはどこなんだろう。
なんてしょもしょもした気持ちをずーーっとここ最近持ちながら現場に来ていた。
これが最後かもしれない、目に焼き付けなきゃって。
でも今日強烈なパワーでしょんぼりした気持ちが吹き飛ばされた。
推しのソロ曲のお披露目があった。
【いつかまた会えたら、僕は僕のままで君は君のままで】
なんて夢みたいな言葉と
【ふと思い出すんだろうな】
のその景色に自分がいた事も
あかるく叫ばれる
【Forget-me-notも】
そんなん…!!そんなの!!!
忘れてなんて、やらないからな!!!
きっといつかどんどん記憶は薄れると思うし、気持ちは移ろうと思うけど、
今この楽しかったという気持ちだけは忘れたくないなって思う。
学生の時好きだったアニメの最終話も、大好きだったあの本の結末も思い出せなくたって、学生時代に好きだったという記憶だけはある。
それも悪いことじゃないなってなんかスッキリできた。
私が好きな推しは回りくどくなく結局豪速球で正面から気持ちを放つ人な気がする。
最近ずっとうだうだ考えてたけど、なんか私も素直に勝手に受け取ろうと思う。
なんかもういいや!好き!ってなったので一応記録として上げてみたり🙃
多分私のこの楽しかったって記憶を作ってくれてるのは推しや、め。だけじゃなくてあんたらオタクがいたからだよってことも大切。
30超えてとても青春してるよ✌️
おやすみなさい